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腰椎椎間板ヘルニア特設ページ
誤診の多い腰椎椎間板ヘルニア
全腰痛のうち椎間板ヘルニアによるものは3%程度と言われています。さらに、その中から手術に至るケースは、正確な統計はないものの20%~30%程度と考えられます。
つまり、腰椎椎間板ヘルニアは大変珍しい疾患と言えます。
以下に当てはまる場合は、ヘルニアでないかも知れません
レントゲンしか撮っていない
理学テストや、筋力のチェックをしていない
腰痛のみで足のしびれはない
運動や仕事後だけ症状が出る
日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会監修の「腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン」では診断基準として以下を提唱しています。
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腰下肢痛を有する(主に片側、ないし片側優位) |
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安静時にも症状を有する |
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SLRテスト70度以下陽性(ただし高齢者では絶対条件ではない) |
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MRIなど画像所見で椎間板の突出がみられ、脊柱管狭窄症所見を合併していない |
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症状と画像所見が一致する |
「レントゲンで、椎間板が狭くなっている」とはどこにも記載されていません。
本当にヘルニアかを見分ける事が治療の第一歩となります。
ヘルニアは治るのか?
ヘルニアが小さくなることがある
84例中64例でヘルニアの縮小を認めた。(52例が部分的、12例が完全)上記のような報告論文があります。
過半数以上でヘルニアの出っ張りが引っ込んだという事です。
一度MRIを撮影してヘルニアが飛び出ていても、現在は消失しているかもしれません。また、今後消失する可能性があります。
実はヘルニアではないケース
すでに説明したように、真のヘルニアではなく単なる腰痛や坐骨神経痛をヘルニアと誤診されているケースがみられます。足のしびれや痛みがない人、レントゲンしか撮らずにヘルニアと診断された人は高率で誤診が考えられます。
ヘルニアと誤診されやすい病態として以下があります。
●梨状筋症候群
●仙腸関節障害
●小殿筋トリガーポイント
●筋筋膜性腰痛
上記は全て、ヘルニアと同じように腰痛や脚の痛み痺れを発生させることがあります。これらの診断には、触診や理学テスト(筋肉や関節を動かし、痛みの出方により状態を判断するテスト)が必要ですが、整形外科で行わない先生もいます。
これらが原因となっている場合は、それぞれに応じた治療を行うことで症状が改善する事があります。
真のヘルニアが改善するケース
全ての検査項目にて、腰椎椎間板ヘルニアと診断できる場合は、いよいよ椎間板ヘルニアとて、治療がスタートします。整形外科では一般的に、投薬やブロック注射での治療が行われます。
これらが有効な場合もありますので、指示された期間の上記の治療を続けることをお勧めします。
しかし、これだけでは治らないケースも多々あります。
その場合は、椎間板の圧力を減弱させる施術を行っていきます。
本沢整骨院ではヘルニアをこう治す
当院では、先ず真のヘルニアによる症状か、別の原因があるのかを探っていきます。原因が別にあると考えられた場合は、その原因に応じた施術をしていきます。
ヘルニアそのものにより症状が発生している可能性がある場合は、さらに細かく身体的特徴から腰椎椎間板に悪影響となっている因子を探し、治療していきます。
腰椎椎間板に悪影響となる因子とは例えば・・
①脊柱起立筋、多裂筋の緊張 |
背骨の周りに付着する脊柱起立筋(多裂筋)の緊張が強くなると
・椎間板の圧縮力が強くなる
・背骨と骨盤の動きの連動が悪くなる
と言ったデメリットが椎間板に影響します。
②骨盤後傾(猫背姿勢) |
骨盤が後傾した姿勢(猫背姿勢)になると椎間板は前側(お腹側)のスペースが狭くなり、後方に押し出されるようになります。
③椎間板の圧を抜く姿勢や動作 |
また、座った姿勢で猫背になるとさらに圧力が高くなります。
立った姿勢の場合、前かがみより反らした状態で圧力が低くなります。
このように、普段の生活を見直していただき椎間板の負担を軽減します。
④マッケンジー体操 |
椎間板の減圧体操として有名なマッケンジー体操。
左図のように腰を反らして、椎間板の矯正を行う体操です。
むやみに行うと痛みが悪化する事もありますので、あなたに適した状態かの判断が必要です。
⑤骨盤や腰椎の動きを確保する |
骨盤と腰がスムーズに連動して動かないと、椎間板や腰椎の負担が生じてしまいます。
周囲の筋肉の緊張や、関節の滑りの悪さがある場合は、これを取り除いていきます。
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全てのヘルニアが治せるわけではない
本沢整骨院のヘルニアに対する施術に期待を抱いていただいた方。残念ですが、手術が必要となるケースもあります。
主な手術が必要なケースは以下の通りです。
膀胱直腸障害がある
排尿や排せつ時に失禁や頻尿、その他排せつ異常がある場合は早めの手術が必要です。麻痺がある場合
しびれや感覚の異常だけでなく、完全な麻痺(感覚が全くない、足が全く動かせない)場合は早めの手術が勧められます。歩けないほどの痛みが改善しない
歩くことも困難で仕事や学校を休んでいる場合、一定期間の手術以外の治療であれば手術を検討して良いでしょう。お問い合わせ・ご予約はコチラへ!
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