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症例紹介


症例1 腓腹筋(ふくらはぎ)肉離れ

患者
・40代男性
・デスクワーク、テニス愛好家


受傷から来院まで
・テニスの練習中、踏み込んだ際に「ブチッ」という感覚と痛みが走る
・救急で埼玉県内の病院を受診し、松葉杖だけだされ帰られる


当院初診時所見

肉離れ

・下腿全体に浮腫みを認め、皮下出血が前脛部から、かかと付近に溜まっていた。
・腓腹筋内側頭筋腹部に圧痛と陥凹を触知できた。
・足関節の自動運動は疼痛を伴うものの可能
・疼痛により荷重不能


初期の治療
・炎症を抑える電気治療
・浮腫み改善や、足の固有受容器刺激の目的でタオルギャザー運動
・浮腫み改善のための、足趾等の求心性マッサージ
・足関節可動域確保のための、ボールエクササイズ

上記をメインに痛み等を考慮しながら、暫時すすめる。
荷重は松葉杖による、免荷から30%荷重、片松葉杖による50%荷重、杖なしと進めた。


中期の治療
・超音波による温熱マッサージ
・患部のストレッチ
・足関節の抵抗運動(非荷重位)による筋力回復と柔軟性回復
・ストレッチングボードによる柔軟性改善


後期の治療
・バランスディスクによるトレーニング
・カーフレイズ
・ジャンプエクササイズ

その他、テニス復帰を想定したダイナミックなリハビリを行う。


結果
テニス復帰を果たし、現在まで再発なし。
怪我をする前より柔軟性が高くなったとの本人談あり

※一症例の結果で同様の改善を補償するものではありません。

症例2 腰下肢痛(ヘルニア様症状)


患者
・60代、プロの山岳ガイド


症状
・元々整形外科にて「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されていた。
・注射等の治療行うも症状変化なし
・仕事(登山)を休むほどの下肢痛、しびれ、日常生活にも支障をきたしていた


所見・考察
・立位にて凸円背
・座位にて円背、骨盤後傾位
・登山では長時間、前傾姿勢で20,30kgのリュックを背負っている事が多いため、椎間板の負担多く症状増悪していると考えたが、SLRテスト、ブラガード、スランプ、腱反射、MMT等は異常なし
・トリガーポイント疑い小・中殿筋を確認したところ、トリガーポイントに一致。
 特に小殿筋は強く症状訴えあり

(実際のMRI画像)
ヘルニアMRI1

ヘルニアMRI2

ヘルニアMRI3


治療
・押圧、Drエアにて小中殿筋のトリガーポイントをリリース
・患部ストレッチ
・ストレッチポールエクササイズにて胸郭の柔軟性改善

4~5回の治療で仕事、ADL支障なし
その後週1回程度の治療を行い1か月程度で症状消失


考察
・下肢の痛みやしびれを生じる疾患は「腰椎椎間板ヘルニア」が有名で、今回はMRIでもヘルニア像を認めた。
・しかし、画像上のヘルニアを認めるが真の原因が別にある「無症候性ヘルニア」が一定割合で存在する事も知られている。
・いわゆる坐骨神経痛を呈する疾患に、梨状筋症候群や小殿筋のトリーポイントがあり今回はこれに該当したものと考えられる。

※一症例の結果で同様の改善を補償するものではありません。

症例3 TFCC損傷


患者
17歳女性、ピアノを全国入賞レベルで行っている


当院来院まで
整形外科にてTFCC損傷と診断、シップを処方され経過を見るが症状改善されず、ピアノを弾くことが困難


症状・所見
・背屈、回内、尺屈位ストレスにてTFCC部に疼痛再現
・前腕屈筋群の筋緊張亢進
・回内可動域低下


治療
・1週間程度の夜間装具固定
・物理療法(ハイボルテージ、超音波)
・前腕屈筋マッサージ、ストレッチ、PNF


経過・考察
・3回程度の治療でピアノ等ADLでの疼痛消失、可動域改善
・TFCCに傷がある場合経過は長期になりやすい、このケースでは一過性の炎症や周囲の腱炎等の可能性が考慮された。

※一症例の結果で同様の改善を補償するものではありません。


症例4 腰椎椎間板ヘルニアと診断された50代男性


患者
50代男性、溶接工

当院来院まで
3年前に整形外科にてMRI検査の結果「腰椎椎間板ヘルニア」と診断される。
非ステロイド系消炎鎮痛薬(ロキソニン)の処方をされ続けるも変化なし。

初検時症状・所見
・左腰部から大腿後面に疼痛、ツッパリ感の自覚症状
・左脊柱起立筋、左腸腰筋に緊張みられ、腸腰筋部に強い圧痛あり
・SLRテスト(-)、Kempテスト(-)、梨状筋テスト擬陽性
・PTR(↓)
・ROM:前後屈時腰椎モビリティ低下、ツイスト時殿筋タイトネス強

治療
・緊張の強い脊柱起立筋、殿筋群、腸腰筋のマッサージストレッチ
・腰椎モビリティ改善、骨盤腰椎リズムの改善目的で骨盤矯正


経過・考察
・およそ5回の施術で通常生活での疼痛消失、10回の施術で可動域も改善し仕事で負荷がかかった時も痛みが出なくなった。
・今回の症例は、ヘルニアによると診断されていたが筋性のタイトネスや可動制限が強く、そこを改善することで症状の改善に結び付いたものと推測できる。

※一症例の結果で同様の改善を補償するものではありません。




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